「もしもし。」
『翔太か!?
見つかったか!?』
息を切らせながらも、
焦ったように聞いてくる。
「龍也。
...見つかった。」
『無事か!?』
「...ある意味、
無事じゃない。」
『今どこだ!?』
「寮の、ホスピタルルーム」
『わかった!
詳しい話は後だ!
すぐ行く!!』
「あぁ。
光輝たち二人にも、
伝えておいてくれ。」
『じゃあな!』
電話を切って、咲の方へ向き直る。
体中が擦り傷だらけだ。
「消毒だけでもしとかねーと...」
消毒液と綿棒を取り出す。
腕と足の消毒を済ませた。
『翔太か!?
見つかったか!?』
息を切らせながらも、
焦ったように聞いてくる。
「龍也。
...見つかった。」
『無事か!?』
「...ある意味、
無事じゃない。」
『今どこだ!?』
「寮の、ホスピタルルーム」
『わかった!
詳しい話は後だ!
すぐ行く!!』
「あぁ。
光輝たち二人にも、
伝えておいてくれ。」
『じゃあな!』
電話を切って、咲の方へ向き直る。
体中が擦り傷だらけだ。
「消毒だけでもしとかねーと...」
消毒液と綿棒を取り出す。
腕と足の消毒を済ませた。

