甘いお菓子は恋の味


『図書室』と書いてあるプレートを見て
私達は図書室に入った。

「…こんな本あるのに…
小さいケータイを探せって…?
絶対無理じゃん!?はぁぁぁ…」

無数の本を見て私は床にしゃがみ込んだ
ふと腕に当たった固い物
四角くて…ボタンがある…
ケータイに触ってなくて
すっかり頭から抜けてしまっていた
朝、スカートのポケットに入れたケータイ

「私のケータイ!いい子!使える!」

ケータイをポケットから出して
憐の番号に電話をかける
そしてダイヤルが鳴り始めたケータイを
そっと耳に当てた

「バイブにしてあったとしても
ヴー…って音くらい聞こえるでしょ?」

イチゴ大福を目の前にした私は
勝ち誇ったようにドヤ顔をしていた。



………そして──────