愛とか恋とか嫁だとか。

どんなに間が開いていても、こんな風にすぐに昔に戻れるのって、いいことだよね。


「夕方って言ってなかった?

早かったね、今取ってくるわ!なんか見て待っといて」


「フロアリーダー、セクシーおパンティはどちらに?」


「……お客様のお好みの物はないかと……」


「んまっ!失礼なリーダーだこと!」


二人で笑いあってから、倉庫に足早に向かう。


ほんっとに、くだらない事を言い合える、貴重な友達。


紙袋の外側に

『青山様、T308番メンズ10枚レディース5枚

T412番メンズ4枚レディース12枚』


お、これこれ。


急いで掴んで戻る。



青山は、勿論下着売り場ではなく、メンズの辺りをふらふらしていて。