「何よ」
腕を組むと、少しだけ恥ずかしそうにしてる辻先生。
「わ、かりました。くく、じゃあ、トライアングルで。……ぷはっ」
耐えきれなくなったらしい山本先生は、額を押さえてケラケラと笑う。
つられて私も笑えて来るわ。
「全く!うるさい!二人とも!」
「あはは、すみません」
「んじゃ、今日からやるんでしょ?曲は決めたの?」
「あ、セカオワとかどーですかね」
「セカオワって。私達に出来るの」
驚きながら山本先生に尋ねると、辻先生がキョトンとした顔で口を開く。
「セカオワって何」
「……」
「……」
私と山本先生は言葉を失っていて、二人して辻先生を見る事しか出来ない。
まじか。



