肉食系男子に、挟まれて~アザーストーリー~【完結】



私はすぐにベッドの上に放置されていたパジャマを手にすると、洋服を脱いで着替えた。


あー楽になった。
首を一度ぐるりと回してから、つまみを取りに行く。


冷ややっこと、枝豆。
完璧。


後は常にストックしてるスナック菓子と、乾物類。


山本先生食べるかな。
まあ、いいか。いくつか出しておこうっと。



テーブルに並べたおつまみの数々。
またぐいっとビールを飲み、ハッとした。



私、何普通に山本先生と乾杯してるの。
おつまみ用意してるの。

そりゃ危機感ないって言われるよ。



とりあえず、今日は諦めてやり過ごして、明日から気を付けよう。
うん、そうしよう。


ぐっと拳を作っていると、背後からガチャリと扉を開ける音がした。