「あはは。何言ってるの。ちゃんと出るに決まってるじゃない」
「本当ですか」
「だって、安西ちゃんの中で答えは出てるんだよ。
それに気付いてないだけでね」
「私の中で…」
「焦る必要はないからさ」
「はい」
もう、私の中で答えは出てる?
辻先生はそう言うけど、私には全く以てわからなかった。
でも、答えが出てるっていうんなら。
その内わかるはずだよね。
「んで?久住君とは何があったの。どうしてそう思ったの」
「はい?」
「それ聞いてない」
「…い、言わないとダメですか」
「当たり前でしょ」
「ですよね」
これは逃げられない。
そう確信した私は、観念してこないだあった事を話し出す。
音楽室での事、定食屋での事。
思い出しながら、少しずつ。
聞いてる時の辻先生は目をこれでもかってほど、キラキラとさせていた。



