ーーーーカランカランッ 「いらっしゃいませ」 中に入ると、 予想してた通りの可愛い店内。 見とれてる私の手を、 片桐くんが引っ張る。 「ほら、好きなの選んで。奢ってやるから」 お、奢り!? 「いや、いいよ!私クレープ買うくらいのお金持ってるし!」 「いいから、選べっての」 「でもっ!私が…「あーもー、ちょっと外でて待ってろ」 「…うん。」 そう言われて、 おとなしく外へ出る。