嘘つき男子の愛し方






「いいだろ?俺たち結構上手いと思うぜ」



「やだっ…」




引っ張られるのに対して、なんとか抵抗しようとしゃがみ込んで体を丸める。




「…ちっ。しつけぇ女だな。おい、担いで中入れようぜ」




足掻いても、やっぱり男の人…
しかも3人もの力には到底かなわなくて中に担ぎ込まれる。




マットの上に投げられて、
体育倉庫のドアが閉められていってどんどん薄暗くなっていく…




もうだめ。犯されちゃんだ。私。




こんなことになるなら、冬華に先帰っててなんて言わなきゃよかった…。




耐えれずに、涙が頬を伝った。




……その時。