結局、あれから姉ちゃんの車で仁菜を家まで送った。
姉ちゃんがいなかったら、どうやって仁菜を帰すか困るところだったから、そこは感謝しようと思う。
送ってった時に、仁菜の家族にも会って、どこなく仁菜に似てる雰囲気の母さんと、優しそうな親父さん
一見生意気そうだけど、仁菜を本気で心配してる顔つきの弟。
いい家族だと思った。
また遊びに来てね!絶対来てね!なんて仁菜の両親に言われて、素直に嬉しかったし、楽しみにしとこうと思う。
姉ちゃんには、今日はいいとこを邪魔されたけど、別れ際にこそっと仁菜にキスできたし
…デコだけど。
よかったってことにするか。
この後、俺…
ではなく、姉ちゃんが風邪をひいたってのは、仁菜には秘密だ。
番外編【初デートは風邪模様】 END.

