嘘つき男子の愛し方






「美味しかった〜!ありがと晴くん」





「どういたしまして」





俺がそう言うと、また笑う仁菜。





粥を食べて更に体温が上がったのか、相変わらず火照っている顔。





そして熱のせいで潤んだ目に、へにゃっと力の入ってない笑顔。





「晴くん?」





ベッドから、少し心配そうに覗き込んでくる仁菜。





…ベッド。俺のベッド。





今家にいるのは俺と仁菜の2人だけで、





親もまだまだ帰ってこない。





まさに、男にはたまらない状況なわけ…。





そして変に意識しだすと、
心臓がばくばくうるさい。




顔に出てないかも不安だ…





らしくねぇらしくねぇ。





そう言い聞かせながらも、
今なら押し倒さずとも、もうすでに仁菜はベッドの上…




なんて、
良からぬ考えが頭をよぎったそんな時