「仁菜、具合どうだ?」
なんとか見た目はそれっぽくなった粥を持って俺の部屋に戻ると、仁菜が目を覚ましていた。
「は、晴くん?あの、ここ…どこ?」
「ん?あぁ、俺ん家。」
俺がそう言うと、目を丸くする仁菜。
「まっ、まって!じゃあこのベッドは…」
「俺のだけど?」
「…っ!!?」
とたんに、元から熱のせいで赤かった顔がさらに赤くなった。
仁菜が相変わらず面白いのと、ちゃんと受け答え出来ることに安心しつつ笑うと、プクッと頬を膨らませながら怒られてしまった。
あーこういうとこも可愛いんだよな。
…なんて考えたりしながら、粥をベッドの横にあるテーブルに乗せた。

