「晴くん。私をずっと側にいさせて下さい。ずっとずっと、晴くんの隣に居たいです」





私がそう言うと、また強く、でも優しく抱きしめてくれる。





「離してって言っても離してやるつもり、さらさらねぇから安心しろ」





「浮気しないでよ?晴くんこそ、女の子と喋るの禁止だからね。もちろん先生も!」





「上等だ。」





そう言って、晴くんはまたフッと笑った。






ずっとずっと、側に居させてね。







1年で1番嫌いな日は、




これからは1年で1番幸せな日ーー。










*おわり*