「確か、一昨日だったかな?大翔のお友達の梨々香ちゃんと従兄弟みたいで、お迎えに来てたのよ」
ね、大翔。と、出来上がった料理を運んできた姉ちゃんがそう言った。
「もしかして、姉ちゃんも会ったわけ?」
「会ったよ。可愛くていい子ね。思ってた通りの子だったなー」
「うわ。マジかよ最悪…」
しかも、よりによって一昨日とか。
「なあ、仁菜目とか腫れてなかった?」
「目?んー、どうだったかな。…ってもしかして晴。あんたやっぱり何かしたの!?」
「いやっ、何もしてねぇよ。ただあいつ泣き虫だからさ」
へー、怪しい。と睨んでくる姉ちゃん。
昔からこの姉ちゃんの視線は苦手だ。

