「じゃあね先生!ばいばーい!」 「気をつけて帰ってねー。」 手を振ってくれている先生にもう一度軽く頭を下げて、梨々ちゃんと幼稚園の門の方へと歩き始めた。 「あっ、大翔くん!」 「えっ!?ちょっと梨々ちゃん!」 繋いでいた手を振り切って、走っていってしまう梨々ちゃん。 大翔くん…らしき男の子と遊び出しちゃってるし。 勝手だな〜もう。