嘘つき男子の愛し方







「祐大くん。」





祐大くんの隣に私もしゃがんで
前にポケットティッシュを差し出しす。





「あの…これ、ティッシュ使っ…!?」






手が伸びてきて、ティッシュを受け取ってもらえるんだなんて思っていると





そのまま腕を掴まれて、
引き寄せるようにして抱きしめられた。





「ゆっ、祐大くん!?」





「…ごめん。ちょっと我慢して」





「う、うん。」





私は言われたとおりに、
そのまま祐大くんに体を預ける。