私と猫。

「んん…」
どのくらい寝ただろう。
結構寝た感じがするなぁ〜!

「ふぅ〜〜〜!」と背伸びをすると
「あら、目が覚めたかしら?」と保健の先生がカーテンを開けた。

「良く寝てたわね〜。今度はうなされないでぐっすり眠ってたわよ。」

私はちょっと恥ずかしくて
「ごめんなさい」と小さい声で謝った。
「いや、寝るのは良いことよ〜!それより、私を呼びに来てくれた子と、あなたを運んで来てくれた子と3人かな?一時間くらい前に来たわよ。」
え?運んだ??

え…?

「寝てるからまた後で来てねって伝えといたわ〜」と付け足して言った。