私とみっくんは少し前、たまたまバイト先が一緒でそこから仲良くなっていった。

バイト先が同じの時、みっくんはすごい真面目そうで、元ホストだなんて思わないくらい爽やかで真面目だった。

バイトが終わって帰ろうと思った時に、みっくんから呼び止められた。

「安田!まだ時間早いしさ、もしよかったらご飯食べないかな?」

この時、まだお互い苗字で呼んでいた。

「いいですよ( ´ ▽ ` )ノおごりなら、笑笑」

「ふざけんなよ!笑 割り勘だよ割り勘!笑」

「えーー!」

「わ、わかったよ、笑 今日だけなら奢ってあげるよ」

「やったー(*>ω<*)♡」

夜ご飯は、そんな金ないから、と言われマックで食べることにした。

「岩本先輩のおごりだー(*>ω<*)♡」

「次は安田のおごりだからなー!笑」

「嫌ですよ!笑 ひどい!年下に払わせるなんて!笑」

楽しくマックを食べていたら、突然、みっくんの顔が真剣な顔になった。

「あの、さ、安田って彼氏とか、いるの?」

「いるわけないじゃないですか!笑もー!」

ハンバーグを食べようとしたら手を止められた。

「俺とっ…いやっなんでもない」

「えー?なんですかー?」

「なんでもないよ後で言うよ」

みっくんの顔は真っ赤だった。

帰り道、色々話しながら帰っていた。

私は壁側を歩いていた。

ドンっ

「へっ?」