「あ、そういえば!!」と、お母さん。 「メイ。部活に入るの?」 「うん!」 「じゃあ、バスケ続けるのね?」 「そりゃ、もちろん!!」 「ふふっ、頑張りなさいよ〜。私は、こんなにすごい子が娘っていうのが誇らしいんだから♪」 「はいはい。頑張りますよ〜」 まったく〜、お母さんったら。私のことすぐに近所の人たちに話すんだから〜 「お、聞いたぞ?俺がいない10年間、活躍してたんだって?」 と、総ちゃんが聞いてくる。あ〜、お母さん言ったのね。