NA・NA・MI


「ねぇ…本気で小野田くんが生きてると思ってるの…?」



アタシは菜実のその言葉が頭に来た。



「アンタはそうやって又…アタシの幸せをぶち壊すんだ!!アタシそんな話し信じない…!」



アタシはそう言って隠してあった包丁を手に持った。



アタシの手は震えている。



落ち着け


アタシ……。




「ねぇ、奈菜…ちゃんと話しを聞いて……?」



そう言う菜実の声も震えている。


流石に怖いか?

そりゃそうだよな。

アタシは本気だ。



菜実は世界中で誰よりも、アタシのそれを感じる。



ヤラナキャ


アタシガヤラレル……。