NA・NA・MI


アタシはかける物を全部かけると、猛ダッシュでクラブホワイトから脱出した。



ざまぁみろ!!



歌舞伎町の真ん中でアタシは笑った。



道歩く奴らが、アタシを奇妙な目で見ている。



見ろよ
アタシの仕返しは成功したんだ!!


あんなガキ臭い仕返ししかアタシは出来ないのか…?


うるさい!!


アタシは自問自答する。


その時又、懐かしい声が聞こえた。



「又、やらかしたみたいですね」



声がする方に目をやると、小野田が立っていた。



「アタシの事…バカだと思ってるんだろ?」