NA・NA・MI


「アタシ、どうすればハヤトと続けて行ける?」


「もっと俺を信じて。本当に好きなのはナミだけなんだから」


「…うん」



『本当に好きなのはナミだけなんだから』


アタシはその言葉を噛み締めて、ハヤトにしがみつくようにギュッと抱き着いた。



「絶対アタシから離れないでね。ハヤトはアタシの全てなんだから」


「……」



アタシはハヤトの手を握って、席へと戻る。
するとハヤトがすぐに言った。



「お客さん待たせてるからごめん。行って来るよ。本当はここにずっと居たいんだけどな」