NA・NA・MI


―翌日


アタシはいつものように、オヤジと寝てから出勤をする。

今日は二人のオヤジと寝た。


気付けば菜実は店のナンバーワンになっていたけど、アタシはもうそんな事はどうでも良かった。


店が終わると出勤前に二人のオヤジから貰った10万を握り締めて、クラブホワイトに向かった。



ここが唯一の今のアタシの居場所なんだ。



「いらっしゃいませ~」



いつもの声に安心し、席に座ると違和感を感じた。


アタシは直ぐに分かったよ。


菜実が来てる。


ついにハヤトに手を出す気だな?


アタシ、ハヤトだけは絶対に譲らないよ?