NA・NA・MI


アタシはホテルを出ると、今日稼いだ10万円を握り締めて、クラブホワイトへと向かった。


このペースで稼げば、毎日飲みに行っても売り掛けは払えるだろう。



ホテルを出る前にシャワーを浴びた、石鹸の匂いがアタシの頭を狂わせる…。


クラブホワイトに着くと、アタシは普通ではいられなかった。



「今日はごめんな」


「別にいいよ。そんな事より酒飲みたいんだ。1番高いやつ」


「…大丈夫なの?」


「別に少しくらい遅れても大丈夫でしょ?ちゃんと払うから持って来てよ」


「…うん」