NA・NA・MI


暫く座り込んでいると、ヨレヨレスーツでプリン頭のホスト達がやって来た。


その中の1人がアタシを見て言った。



「あれ…?ハヤトさんの彼女さんの、ナミさんですよね?」



彼女……?


アタシはその言葉で一気に天へと舞い上がる。



「そうだけど」


「こんなに早くからどうしました?」


「今日は早く飲みたいの。お店を開けてよ?」



アタシはこの売れないホストに舐められないように、キツく言った。


ナンバーワンの彼女は舐められてはいけない。


戸惑うホスト達を無視して、アタシは無理矢理入り込んだ。