「ん、分かった…」 そう言ってハヤトは電話を切ると、すぐに出て来た。 「忙しいのにごめんね」 「いいよ」 ハヤトは優しい顔で笑ってくれる。 そしてアタシは急いで給料袋から万札を掴み出すとハヤトに渡した。 「まだ足りないよね?」 「…うん。でも無理するのだけは止めろよ?」 そう言ってアタシの頭をクシャクシャに撫でるハヤトに、アタシは思わず抱き着いた。 「…ナミ?」 「何でも無いよ!明日飲みに行っても大丈夫?お金はちゃんと払うから」 「うん」 アタシは何故だかハヤトに夢中だった。