学年では真っ二つにアタシ派と菜実派に別れて、その噂はあっという間に学校中に知れ渡った。 入学からたった1ヶ月、ミス○○○を決める時にはもう、アタシと菜実の一騎討ち状態になったよ。 知らないヤツらが、アタシと菜実の顔を見にやって来る。 そんなの慣れっこだけど、やっぱり気持ちいいんだ。 アタシ、この顔に生まれて来て良かったよ。 あのグータラな母親と、アイドル狂いの父親はいただけないけど この顔に産んでくれた事だけは感謝するよ。 アタシは周りを眺めながら、優越感に浸った。