NA・NA・MI


「でも…それだけじゃ、済まないんだ……」


「何が?」


「クリスマスみたいなイベントは、シャンパンを入れて貰わないと格好付かなくてさ…」


「ハヤト、ナンバーワンだもんね。いいよ、アタシ100万くらい持って行くから」


「本当?俺、シャンパン代くらい出したいんだけど、お客さんの売掛金を回収出来ないかも知れないから、そっちの方に回さないといけないんだ…。ごめんな、無理させて」


「ううん、大丈夫だよ」



アタシがそう言うと、ハヤトはアタシの肩に腕を回した。


気分はもうクリスマス。




アタシ、幸せ。