NA・NA・MI


「クリスマス?仕事だよ…。本当はずっと一緒に居たかったけど……」



ハヤトは寂しそうに言った。



「じゃあ、仕事が終わってからうちに来なよ」


「そうしたいんだけど、クリスマスのパー券のノルマを達成しないと、店に泊まって罰当番で掃除をしないといけないんだよ…」


「アタシ買う!」



アタシは思わず言ってしまった。



「一枚5万もするんだ。そんな金、出させる訳にはいかないよ…」


「いーの。アタシは大丈夫だから」



アタシの家の押し入れの中には、大分お金が貯まっているんだ。


たまにはアタシがハヤトの力になってやるよ。