NA・NA・MI


キャッチセールスの売れないホストだったハヤトを、アタシが支えて来たんだ。


アタシの事をハヤトも好きに決まってる。


アタシは菜実の方をチラッと見た。

浮かれていると、又菜実に取られてしまうからな。


『ハヤトなんか興味ない』


うん、そんな感じでいこう。




ハヤトは約束通り1週間で三回通ってくれて、アタシのクビは繋がった。


ホストは怖いってよく聞くけど、ハヤトはそんな事はない。


だってアタシの店には来てくれるけど、『飲みに来て』なんて一回も言われた事は無い。


ハヤトはそんな人間じゃないんだ。