NA・NA・MI


ハヤトを送り出し店に戻ると、リコが目をキラキラ輝かせてアタシに話しかけて来た。



「ねぇ、今のってハヤトじゃない?」


「そうだけど、何で知ってるの?」



ハヤトはアタシが見付けたんだ。リコになんか譲らない。



「やだ、知らないの?【クラブホワイト】のナンバーワンじゃない」


「……」


「いいなぁ、ハヤトと知り合いで。ナミちゃん凄~い!」


「そんな事ないよ。一回うちに来ただけだし」


「いいなぁ~!!」



アタシは顔がにやけるのを必死に我慢した。

ハヤトがまさかブランド品になってるなんて、思わなかったよ。