アタシと菜実は学校ではいつも一緒にいた。 どんどん磨かれて綺麗になっていく菜実に、嫉妬と焦りを感じるんだ。 そんなある日の昼食の時、可愛い手作り弁当を食べながら、菜実が言った。 「奈菜は今日もパンなの?」 「うん」 「お弁当作ってみれば?結構楽しいよ」 だー・かー・らー 自分で飯を作るくらいなら、アタシは飯を食わないって! ってキレそうになったけど我慢した。 人間、公共の場では我慢が大事なんだ。 「朝早いから、そんな時間無いんだよ」 アタシは適当な理由を付ける。