NA・NA・MI


お前、その笑顔で何人の女を騙してるんだよ?

まぁヘルプで付くくらいだから、大して売れてないんだろう。



「飲み物は何にしますか?」


「ウーロン茶」



カズキはウーロン茶を頼むと、少しだけ小声で言った。



「お名前は?」


「ナミ」


「お酒頼んだ方がハヤトが喜びますよ?」


「ハヤトが喜ぶ…?」


「ほら、みんなボトルを入れてるでしょ?飾りでも…。僕達には見栄ってもんもありますからね」



おい、カズキ!

アタシが恥ずかしい客とでも言いたいのか?

アタシはカズキを睨んだ。