NA・NA・MI


アタシは店の前に着き、威勢よくドアを開ける。



「いらっしゃいませ!」



前回みたいに、皆の注目を浴びながらアタシは店の中へと入った。

店の中には相変わらずハヤトの姿は無い。



「ご指名は?」


「ハヤト」



アタシは得意気に答えると、又店内の客達の顔を見回した。

相変わらずだな。



「ハヤトさんが来るまで、少しお相手させて貰いますね」



そう言って、アタシの目の前の椅子にイケメンのホストが座った。



「名前は?」


「カズキです」



イケメンは笑顔で答える。