NA・NA・MI


ホスト達の視線が痛いよ。

いつもキャッチセールスをしているハヤトが、アタシみたいな絶世の美女を連れて来たんだ。

仕方ないか。


それにしても……ブスばっかりだな!

これなら、もしアタシとハヤトが付き合っても、心配する必要はないな。


アタシは店内にいる女客を見渡すと、案内された席に座った。



「お荷物の方はどうしましょうか?」


「…?」


「宜しければコートとかお預かりしますけど」


「じゃあ、これ」



アタシはスプリングコートをホストに渡す。



「ご指名の方はハヤトで?」