NA・NA・MI


時計の針は4時を回り、セントラルも人が少ない。


アタシは気持ち悪くなって、デカマックの前に座り込んだ。


あのオヤジ、明日来なかったら、ぶっ殺す!

しまった……。

電話番号も名前も聞くのを忘れたじゃないか。


アタシは肩をガックリと落とした。



「大丈夫?」



顔を上げると

呼吸が止まった。


ハヤトだ……。



「あっ、大丈夫ならいいんだ。じゃ、俺、キャッチに行くから」



そう言って立ち去ろうとするハヤトに思わず言った。



「アンタいつも暇そうだね?アタシ、明日行ってあげる」







まだ肌寒いセントラルにいつもいるハヤトが、可哀想だったから…。