NA・NA・MI


アタシの心臓は急上昇でバクバクする。

ただでさえ男との接し方が分からないのに、これはヤバい。



「アタシ、なんて呼べばいいかな?」


「洋介でいいよ。呼んでみて」



笑顔で中田くんは言った。

呼び捨てですか?いきなり呼び捨てですか。



「洋…介」


「そのうち慣れるよ」



今、アタシの顔は真っ赤になっているだろう…。

アタシは洋介にエスコートされながら、商店街を回る。


アタシの手は緊張で汗ばんでいく。



ヤバい。

又嫌われてしまう……。

アタシは思わず、洋介の手を振り払ってしまった。