私のクラスは102か…
学校内で迷ったけどなんとかついたからよかった。私と一緒のクラスの子の1人は推薦できて一緒の部活にもなるから絶対に友達になるんだから!
気合い十分でいざ教室に入ってみるとやっぱり知らない人ばかりだから緊張する。
あっ。あの子がいた!
私はその子を見つけるや否や一目散にその子の席へ。
「おはよう!結羽ちゃんだよね?」
「そ、そうだけど。もしかして珠梨ちゃん⁉︎」
「うそ⁉︎なんで私の名前知ってるの⁉︎」
「こっちも何で結羽の名前知ってるの⁉︎
結羽が珠梨ちゃん知ってるのはね、
選手とコーチとかの間でジャンプ力と空中での動き方が凄いって超有名人だったよ!」
「そうなの! 凄い嬉しい‼︎
私は結羽ちゃんのドリブルテクニックが人間離れしてるって雑誌で取り上げられてたから!」
私と結羽は小学からバスケをしていて中学でもバスケ部に入るつもりだから話が盛り上がってしまった。もちろん綾も一緒。
「もう結羽たち友達だからちゃん付なしね!」
「えっ?友達になってくれるの!」
「当たり前でしょ?珠梨変なの」
「ありがとう!結羽‼︎‼︎」
鈴夜珠梨‼︎ 中学校初めての友達は結羽でした。