悠樹を起こして朝食の準備をする。それが僕の日課になっていた。亡くなった両親の変わりに元々家が近かった僕があいつの世話をしてる。

「ヒロ…着替えた」
「じゃあ早く食べて学校行くよ」
「うん」

幼なじみの蒼山 悠樹。
頭はいいが天然で一人じゃ何もできないあいつが可愛いと思うようになっていた。

僕は、悠樹が好き。

ライクじゃなくラブ…