「んっ?」 雨が降っていたせいかいつもより人が少なく あたりをキョロキョロ見渡すと 私はすぐに名前を呼んだ人物がわかった 「ひ・・ろせ・・・んぱ・・い」 全身がガクガクと震えだした 一番会いたくない人 私が人を信じられなくなった原因の人 そして何よりこの人から受けた傷が未だに癒えない 頭が真っ白になる 「やっぱり紫音だ、こんな所にいたんだ」 その男は紫音を見ながらニヤッと笑った