ドンッ
「お前ら!!そんな企画で売り上げが伸びると思うなよ!
やり直してこいっ!!」


机の上にある企画書を突き返し
目の前にいる二人を睨み付ける


「すみませんッッ」
二人の方が年上だが
亮太郎のただならぬ雰囲気にたじろぎ
そそくさと部屋を出ていった


二人が出ていった後
怒りが収まらない亮太郎は普段はあまり吸わないたばこに火をつけた


「ふぅー」
深く椅子に腰かけ徐々に冷静さを取り戻していく