「んー何でかな?
強いて言うなら何かこのUFOキャッチャーがやってみてって言ってるみたいでさ」


「えっ・・?」


「他のもおもしろそうだけど
このUFOキャッチャーに惹かれてついついお金入れちゃったんだよな」

男の人はさっき獲得したUFOキャッチャーを見ながら
笑顔で答える


それを聞いた私は目頭が熱くなった
何故かというと
このディスプレイは私が何度も何度も手直しし
完成させたものだったからだ


「実はこの飾り付け私がしたんです」