大好きな君へ 〜伝えたくて。桜の花びらと私と君と〜

小学校五年生にあがる前の春休み。

三月。

咲き始めた桜の香りが気持ちいい。

学校解放で大翔は私と一緒に学校の屋上でなわとびをしていた。


ガチャリ

屋上の扉が開いた。

「なんなんだよー!」

「おいおいっ」

「はははっ。まじかよそれ。やってみよーぜー!」

大声でふざけあってる男子の4人グループが入ってきた。

「なにこの人たち。危なくない?」

「うん。ぶつかったり巻き込まれたりしたら嫌だから端よろう。」

私たちは危ないと思って端に退いた。