大好きな君へ 〜伝えたくて。桜の花びらと私と君と〜

つぎの日。

明里と俺に桜の花びらが乗っかった。

偶然に話せる機会に俺は喜んだけど、うまく話せないな。

「井藤くん」

って明里は俺のことを呼んだ。

「川内さん」

って俺は明里のことを呼んだ

呼ぶのも呼ばれるのも名字では初めて。

幼稚園から一緒だからずっと名前が普通だったんだよな。

なんか違和感。

やっぱ、あいつ、俺のこと覚えていないんだ。