大好きな君へ 〜伝えたくて。桜の花びらと私と君と〜

「じゃー、川内!黒板でこの問題といて。」

え!うそ!

全然わかんないよー。

周りの子もわかんないみたいだし…

とりあえず前に出るか


さっ

え?

黒板の前に行く途中に大翔の机の近くを通ると

さりげなくノートを見せてくれた。

汚い字だけどちゃんとまとまってて見やすい。

えぇーっと。

これかな?

………

あ り が と う

口ぱくで彼に伝えて、私はノートを思い浮かべながら

必死で問題を解いた。

カッカッカツ

自分のチョークの音が響いている。