「あのねえ、ババア、ババアって黙ってたら好き勝手に言って・・あなただって爺じゃない」

「おめーよりはな!」

「大体あんたたち・・公園を独占すること自体幼稚すぎ。もう3年でしょ?みんなと遊ぶくらい出来ないの?」

隼人はそれをハラハラしながら見ている。

このくらいにしとこうか。

「とにかく!公園はみんなのものなんだから、ちゃんとゆずりあって!ね?」

正しいことを言った。

「ふんっ」

野口君ら悪ガキは鼻を鳴らして公園を出て行った。

ひとまずヒーローの任務は果たした気分だった。