そのまま2人で鞄を取りに行った。
帰り道。
私は一条君からの質問攻めにあっていた。
誕生はいつ?とか、
好きなものは?とか、
俊のどこがすきだったの?とか。
まだまだあるけど、まぁ、兎に角たくさん。
私の家に着くまでにたっくさんの質問をしてきた。
全部に答えるのは大変だったけど、
嫌な事は何もなくて。どちらかというと楽しかった。
ちゃっかり私の家まで来ちゃっていたけれど、一条君のいえはどこなんだろう。
「一条君って家どこ?」
玄関の前でそう訪ねた。
すると、私の家とは逆方向。
つまり、今来た道の方を指差した。
「えっ!うそ!ごめんね。
何も考えずにここまで来ちゃった…」
何だか申し訳ない。
「次からは、一条君遠回りになっちゃうから1人で良いよ?」
そう言うと、一条君は
「そんな事させるわけないでしょ?
僕が送りたくて送ってるんだし…」
少し頬を赤らめながら言った。
なんか可愛い?
「えへへありがと。」
何だか恥ずかしくなって下を向く。
あっでも、もう一回お礼言っとこう。
そう思って顔を上げると、一条君の顔がすぐそこにあった。
頬に暖かさを感じてびっくりする。
い、いまっ今っ!
顔が一気に赤くなりテンパる。
一条君は満足そうな顔をして、
「良しっ補充完了。」
と、さっきとは全然違う雰囲気でそう言った。
さっきまではクールなかんじだったのにいきなりほんわか…
そんな違いにも驚きつつ、頬から手が離せないでいる。
そんな私を見て、
「嫌だった…?」
と、子犬のごとく一条君が私の顔を覗き込んだ。
な、な、な、なっ///
なんでこんな急に可愛くなったの!
勢いに乗りふるふると首を横に振った。
「そっか。良かった!」
んじゃあね。また明日。
そう言って明るい笑顔で去っていく後ろ姿をただ呆然と眺めていた。
何故かきゅうんと高鳴る胸は、どうやっても自分じゃ抑えきれなくて。
「一条君って不思議だなぁ。」
なんてのほほんと考えながら家へと入っていった。
帰り道。
私は一条君からの質問攻めにあっていた。
誕生はいつ?とか、
好きなものは?とか、
俊のどこがすきだったの?とか。
まだまだあるけど、まぁ、兎に角たくさん。
私の家に着くまでにたっくさんの質問をしてきた。
全部に答えるのは大変だったけど、
嫌な事は何もなくて。どちらかというと楽しかった。
ちゃっかり私の家まで来ちゃっていたけれど、一条君のいえはどこなんだろう。
「一条君って家どこ?」
玄関の前でそう訪ねた。
すると、私の家とは逆方向。
つまり、今来た道の方を指差した。
「えっ!うそ!ごめんね。
何も考えずにここまで来ちゃった…」
何だか申し訳ない。
「次からは、一条君遠回りになっちゃうから1人で良いよ?」
そう言うと、一条君は
「そんな事させるわけないでしょ?
僕が送りたくて送ってるんだし…」
少し頬を赤らめながら言った。
なんか可愛い?
「えへへありがと。」
何だか恥ずかしくなって下を向く。
あっでも、もう一回お礼言っとこう。
そう思って顔を上げると、一条君の顔がすぐそこにあった。
頬に暖かさを感じてびっくりする。
い、いまっ今っ!
顔が一気に赤くなりテンパる。
一条君は満足そうな顔をして、
「良しっ補充完了。」
と、さっきとは全然違う雰囲気でそう言った。
さっきまではクールなかんじだったのにいきなりほんわか…
そんな違いにも驚きつつ、頬から手が離せないでいる。
そんな私を見て、
「嫌だった…?」
と、子犬のごとく一条君が私の顔を覗き込んだ。
な、な、な、なっ///
なんでこんな急に可愛くなったの!
勢いに乗りふるふると首を横に振った。
「そっか。良かった!」
んじゃあね。また明日。
そう言って明るい笑顔で去っていく後ろ姿をただ呆然と眺めていた。
何故かきゅうんと高鳴る胸は、どうやっても自分じゃ抑えきれなくて。
「一条君って不思議だなぁ。」
なんてのほほんと考えながら家へと入っていった。