大丈夫だから。

「あ!!!!」
そうだ、忘れていたものを思い出した
コウが屋上で歌っていたあの歌。
聞きそびれちゃったな。

コウは知っているだけなのかな?
それとも、あの男の子??


考えることがありすぎて
パンクしそう。

「コウ....ねぇ....。あの男の子は名前なんだったかな」

気づけば独り言を口にしていた。