一生に一度を君と。






「優斗君も…遊園地初めてなんですか?」



「うん?初めてだよ?だって心臓病だから親が連れていってくれなかったんだよね」



そうだったんだ……




半分は私と一緒ね。




半分は違うけれど……





「咲姫、そろそろ敬語やめてくれない?俺達、同い年だろ?」





あ、そうだった。





優斗君 背が高いから歳上っぽくみえてたから。



「うん……わかっ…た?」




「そうそう。じゃあ行こっか?」




優斗君は手を差し出してきた。




また手…繋ぐの!?