「隣の部屋に優斗君と同い年の女の子がいるよ。彼女も心臓病なんだ。どうかな?話してみないかな?」



……正直、めんどくさくて嫌だった。





しかも女子だし…。


「少し考えてみますよ。あ、そのこの名前はなんですか?」



「あぁ、その子の名前は「咲姫」ちゃんだよ」



え………?



サキ……?



いや、早とちりはダメだ。



「咲姫……名字は…?」



「名字?名字は「神崎」だよ?」は



カンザキ……



嘘…だろ…