星に願いを~たくさんの幸せをありがとう~




~蒼 side~



放課後ー


美姫が来るのを待っていると


来た。

いつもの5人と。


蒼「⋯⋯」


わかってはいたけど⋯


話しかけにくい。


でも⋯


蒼「美⋯桜空、ちょっと⋯」


勇気をだして声をかけると


美姫「!えっと⋯」


視線を下げ五十嵐に助けを求めると


拓真「あー⋯何の用?」


美姫の代わりに五十嵐が聞いてきた。


蒼「話したいんだけど⋯」


美姫をみながら言うと


拓真「⋯ならここでどうぞ。」


え、それはさすがに⋯

できな⋯


拓真「俺達に聞かれたら困るんですか?」


返事に困っている時にそんなことを言われ
また困ってしまった。

五十嵐は俺が2人じゃないと話せない内容だとわかってるんだろうな。


蒼「別にそういう訳じゃないけど。」


五十嵐の予想は当たってる。

でも強がってそう言った。

だって

ちゃんと話したいんだよ。

2人で⋯。



拓真「なら⋯」


少しイラついてきた五十嵐が何か言おうとした時


美姫「⋯はやく帰ろ。」


拓真「でも⋯」


美姫「話すことなんてないです。」


視線を下げたままそう冷たく言うと


美姫「⋯さよなら。」


俺の顔をみることなく帰ってしまった。